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高知県に『よさこい祭り』という夏祭りがあります。 それを元に、よさこいは全国に広がっている踊りのスタイルです。 高知では、音楽に合わせて数10人から100人ぐらいの踊り手が列を組んで城下町を踊り歩くんです。同県では、よさこい節を曲の中に最低一節入れ、鳴子という小道具を持って踊るんですが、県外ではスタイルが多様化して、ダンスや音楽、衣装もさまざまです。 チームや地域に寄って『よさこい』の定義は大分違うんですよ。
高校の頃、地元秋田のイベントで、『よさこい』で踊らせていただいたのがきっかけで、以来、その踊りのスタイルに魅了され作品づくりまで手がけるようになりました。
ニューヨークを拠点に、YOSAKOI DANCE PROJECT 10tecomaiというカンパニーの主宰をしています。メンバーは現在10人強。 日本人、アメリカ人、韓国人、シンガポール人など。メンバーはバックグラウンドも含めて面白いですよ。 とても個性の強いやつらです(笑) 
よさこいをベースにした、ダンスパフォーマンスのカンパニーです。
よさこいは、色々な土地の特色が混じり合ったカルチャーなんですよ。 場所によってスタイルが多様化するよさこいは、世界中からあらゆる人種が集まるニューヨークには、とても合っていると思います。
うちのチームメンバーを見てもらったら分かるように、日本文化と多文化のミックスーこの特色を充分に発揮させたものを10tecomaiのパフォーマンスと考えています。
例えば、津軽三味線・三線・和太鼓などの和楽器を取り入れた音源にカホン・ボンゴなどの生楽器、そこによさこい・jazz・hiphopなどのダンステイストを重ねています。
前述した通り、よさこいをベースにしたダンスパフォーマンス、日本のカルチャーとそれ以外のカルチャーの融合に焦点をあて、一つ一つの曲に必ずテーマを付けています。特に、『喜び』、『戦い』、『強さ』、などが作品のテーマになっています。 またカンパニーのコンセプトは、"goes beyond words":言葉を超えて。
踊りっていう表現は、表現手段としては言葉よりわかり辛いものだけど、本来とてもPrimitive。 太古、言葉よりも先に存在していた原始的なコミュニケーション手段だったはずなんです。 複雑な言葉もなかったであろう原始の遺跡から様々な信仰の跡が見つかっています。 で、そこには、絶対踊りがあっただろうと考えられています。 そんな本来原始的な表現手段である踊りを使って、伝えたい物を分かりやすく表現したい、という気持ちがあるんです。
僕の頭の中ではいつもいろんな想像が起きているんです。 この頭の中で妄想している事を(笑)形にして人に魅せたい。 自分の見ている世界を他の人にも見てもらいたいんです。
それからよさこいはグループダンス。 これも「なぜよさこいか」の大きな理由です。 僕はグループでモノを作る事が好きなんですよね。 人の力をうまく噛み合わせると掛け算的に面白いモノが出来上がるんですよ。 そうして一人一人の力が組合わさって、作品が出来上がって行くその行程を見ると、凄くゾクゾクして快感。大きく気持ちが沸き立つのを感じます!
みんなで1つの作品を作り、その過程でメンバーが成長して、結果、作品が掛け算的に成長して行く。 NYという場所柄メンバーの入れ替えが激しいけど、カンパニーの全体のレベルは確実に成長しています。
このプロジェクトが進んで行く様子を見るのが、今ものすごく楽しいんです。 自分の使える時間の全てをこのプロジェクトにかけています。
(インタビュー協力:Kay / 写真 : Akiko Nishimura)

今後のYOSAKOI DANCE PROJECT10tecomaiの活動:
年2回のメンバー募集のオーディションをこの夏も開催
詳しくはwww.10tecomai.com 
       
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